バルセロナでローカルの人ように過ごす
Gretchelle Quiambao

Credit: Bert Kaufmann
旅行者としては、訪れた都市のローカルの人々に溶け込めるようにいつも最善をつくそうとします。 旅行者にとって「観光客」に見えてしまうことは最も残念なことかもしれません。 もちろん、市内の有名な観光地を楽しみたいのですが、ただ素敵な写真撮影を撮るために訪れるわけではありません。 旅をする人は、文化の一部として景観と調和して、ガイドブックに載っていることを超えた体験をしたいと思っています。
バルセロナは世界で観光客や旅行者に最も人気な観光地の 1 つです。 古い歴史とモダンな文化が混じりあう多文化な街には、世界のあらゆる地域の人々が豊かな文化と世紀末的建築を巡るために訪れます。 観光客であふれる旅先では、地元の人のように過ごすことで、スペインで最も活気溢れる都市の 1 つを自分流に体験することを約束してくれます。
バルセロナのトップクラスのホステルの 1 つに滞在して、市内の隠れた穴場を訪れて地元の人の視点を発見してみてください。
ここでは、バルセロナ生まれからも不自然に思われないヒントやコツを紹介します。
カジュアルに装う
バルセロナはモダンで洗練された都市かもしれませんが、ドレスコードは完全にカジュアルです。 もちろん、仕事でスーツを着て街を歩く人は見られますが、ほとんどの地元の人はシンプル、シック、カジュアルかつ過ごしやすい格好をしています。 旅慣れたバックパッカーや旅行者は、ウエストポーチや野球帽が最も観光客に見えることを知っています。これらは家に置いてきましょう。 地中海は気温が高いことで知られているので特に夏は軽やかな服装にして、湿気で服が重く感じることがあるので厚手の生地は避けます。 市内でも暑さに襲われることがありますが、ショートパンツとビキニはビーチのためにとっておいてください。 街なかで地元の人々がショートパンツを着用するのは稀で、代わりに肌を覆う涼やかで通気性のある生地を好みます。
バルセロナの人は、外出の際にあまり物を持ち歩かない傾向があります。 とは言え私達はいつも何かしらの身分証明書を携行する必要があるのですが、携行品をバックパックいっぱいに入れて持ち歩くのではなく小さな鞄に必要な現金と最低必需品のみ入れて携帯します。 現地の人のように過ごすにはまだ道半ばで、人口の多い街に馴染むには出入りする場所が最も重要です。

Credit: Luis Hernandez
バルセロネータは避ける
バルセロネータは訪れるべき理由がたくさんありますが、多くの観光客がビーチに群がっています。 バルセロネータは、市内の中心部に近いので最も人気のあるビーチの 1 つです。 ここには、観光客が滞在するずっと続く海辺の楽園があり、ビーチで肌を焼く多くの外国人からひともうけしようとする商売が見受けられます。 大勢の海水浴客の中、そして疑問を持たない観光客向けに価格がつり上げられる傾向のあるレストランやバーの中ではくつろげる場所が少ないので、地元の人はこのビーチを避けています。 代わりに、海岸をさらに数駅先に進んで、混雑と観光客向けの商売の混沌から開放された別のビーチまで足を運びます。
地元の人と話してみると、郊外で日光浴をするか、ビーチではなく街中に数多く点在する広場(カタロニア語: plaça)の 1 つで人間観察をしてみたいと思うかもしれません。
カタロニア語を話す
多くの観光客はバルセロナに到着した時は闘牛とフラメンコの地を期待するでしょうが、マドリッドやセビリヤなどのためにとっておくことをおすすめします。 バルセロナには全く異なった文化があり、実際カタロニアの強い誇りに触れることになるでしょう。 バルセロナはカタルーニャ地方の州都であり、カタルーニャ文化をスペイン文化と区別することは重要です。
しかしバルセロナの人は誰でもスペイン語を話すことができますが、そのほとんどがカタロニア語を理解することができるので、いくつか基本的なフレーズを知っていれば、一緒に旅する仲間には何を言っているか分からないかもしれませんが、ローカルの人に良い印象を与えるでしょう。
食事は遅い時間に軽く
現地の人はシエスタに入る前に重い昼ごはんを食べるので、夜遅く午後 10 時頃まで食事をするのを待つ習慣があります。 かなり早い時間に食事をする習慣がある滞在者に向けの何かがあるかもしれませんが、タパスならランチからディナーまで長時間営業しているのできっと役に立ちます。 夜にちょっとした食事を求めておなかが鳴るなら、タパスバーに出かけてビール、軽食そして交流を楽しみましょう。
遅いディナーはこれといって意味がないかもしれませんが、バルセロナではほとんどの人が深夜から夜を始めるので、騒ぐにはいい方法かもしれません。 バーやクラブも夜通し営業しており、深夜 2 時に市内の広場であらゆる年齢層の人達がたむろしているのも珍しくありません。 遅いディナーは、夜間の空腹を抑えて夜通しのパーティーを避けることができ、夜に長い時間をかけてお腹を満たすことで次の朝のひどい二日酔いを回避することができます。
当然美しいランドマークを見たときに観光客として心が動くことや、特別な瞬間をカメラに収めたいと思うことは間違いではありません。 でも地元の人の目線からの旅先は、楽しいだけの旅ではなく、ためになるものでもあります。
地元の人に溶け込むためのヒントを何かご存知ですか? 知っているならシェアしましょう !
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